2003年03月03日

第12旅当日

湘南台7.04→(横浜市営地下鉄)→7.14戸塚7.20→(横須賀線)→8.03東京8.24→(京葉線快速)→9.08蘇我9.11→(外房線・東金線)→9.57成東1003→(総武本線)→1049千葉1101→(内房線)→1141木更津

春休みのきっぷ一日分を消費するのは、房総横断とすることにしていた。
木更津から安房鴨川に抜けるルートと、大原から五井に抜けるルート。
18きっぷのモトをとれるかどうかというルートではあったが、どうせ1日かかるので、これで行くことにする。

蘇我で、まずひとつめの下車印を押そうとすると、やはり千葉支社、下車印が何のことかわからない。
しかも、駅前のコンビニで昼飯を調達してから再び改札を入ろうとすると、「ちょっとちょっと!」と呼び止められる。
「どこから来たの?」「?? 戸塚からですよ」「今日のぶんのハンコ押すよ?」
戸塚で押してもらった「3月3日」が、「3月2日」に見えたらしい。
その説明をすると、「そうかそうかそれは悪かった」と愛想よく送ってくれたが、これだから千葉支社は。
JR東日本パスの指定券変えも試したが、ことごとくハズレ。
それは千葉支社だから、じゃないかもしれないけど。

去年の夏にも房総には来たが、あのときは安房鴨川から銚子のほうへ行き、さらに成田線経由で帰ったので東金線をはさむ外房線と総武線の一部がまだ乗っていなかった。
ダイヤ上、どこかで途中下車するわけにもいかず、さらに東金線直通だったということもあって、あっさり千葉まで戻ってきて、すぐに蘇我を通過した。


木更津1150→(久留里線)→1251上総亀山

木更津は、今度ゼミで来るはずだが、そのまえに一度降りてみたかった。
でも乗り換え時間の都合上、それもまた断念。
久留里線初体験。久留里線の車両は、赤穂線の車両によく似ている。ちょっと小振り。
木更津から遠ざかるにつれ、どんどん乗客は減っていくが、たまに乗ってくる人もいる。
無人駅ばかりで、絶対切符を持ってないひとばかりなのだが、車掌に申告して切符を買うひとはほとんどいない。確かに申告しなければばれなそうな雰囲気でもある。
ずんずん山奥に入っていき、久留里線唯一みどりの窓口がある久留里駅を過ぎると、本格的に山奥になった。終点上総亀山で降りたのは5人ほどだったか。
もう下車印があるのかどうかすら怪しかったので、頼みもしなかった。


亀山駅前1350→(鴨川日東バス)→1437鴨川駅前

さて、ここから安房鴨川へ抜けるバスは、一日3便。
次のバスまであと1時間ある。木更津で1時間過ごすわけにもいかず、先にここまで来たのだが、本当に何も無い。
山奥の集落にしかすぎないので、ぶらぶら集落をはずれて道なりに歩いていくと、
大きな湖があり、ダムがあった。このあたりで雨が降り出す。
メシもない、ひともいない、車もいなけりゃ、雨が降り出す。
俺はどうしてこんなところをうろうろしているのだらう。
ダムを抜ければ、ぐるっとまわって駅に戻る道があるだろうと思っていたが、
どうもダムから続く川で道が阻まれているらしく、もと来た道を戻らざるをえなかった。

駅まで戻る道の途中で、乗ることになる亀山駅行きのバスが僕を追い抜いていった。
乗客は、ばあさんが一人。大丈夫か、このバスは。
駅まで戻ると、案の定広場ともいえぬ駅前にマイクロバスが止まっていた。
バスの前を通り過ぎて、写真を撮り、そろそろ時間なので乗り込む。
発車の時刻なのに、運転手さんは、乗客そのものが珍しい様子で話し掛けてきた。
大判時刻表にもこのルートは載っているくらいなのに、それほどの路線であることをおじさんは知らなかったらしい。18きっぷの存在も知らなかったくせに、「たまにそう言って乗ってくるひといるんだよなあ」と言う。
始発のくせにそのおしゃべりのおかげで6分ほど遅れて発車。
さっきのダムを抜けて、山道を走る。途中有料道路さえ通るのに、乗客は一人。
どこかで有料道路も抜けてしまったらしく、田舎道の途中でばあさんが乗ってきた。
鴨川市役所で降りていく。またもや僕一人。
と、突然バス停でもないのにバスが止まった。
「鴨川駅行きだけど、これから大回りしてから行くんだわ。
もし急いでるんなら、ここで降りたがいいよ。運賃も安く済むし」
「あーそうですか、わざわざありがとうございます〜」
「いや、少しでもためになれば。」
鴨川日東バスなど、間違いなく赤字だろうに、運賃を安くしてくれるとは、さすが田舎のバスと言おうか。

去年の夏に来たときは、駅の海側だけで、えらく田舎だと思ったものだったが、駅のこっち側は、市役所があるだけに、意外と街で、SATYなどもあった。
のぞいてみようかとも思ったが、外房線の時刻も迫ってたので駅に向かう。
跨線橋を越えて、線路の反対側の改札口に着くと、しばらくしてさっきのバスが駅前に入ってきた。
結局、間に合いはしたのだった。安房鴨川では下車印はもらわず入場、外房線に乗った。


安房鴨川1448→(外房線)→1541大原

大原で下車。少し前までは、ここに大原という駅があることすら知らなかった。
いすみ鉄道と小湊鉄道に乗ってみようとすら思わなかったものだ。
まず、また東日本パスの指定券変更を願い出る。
新幹線の変更は、やっぱり満席だったが、モンダイはあけぼのの経路延長だった。
穴があくほどゴロンとシートの指定券を眺めた挙句、「ちょっと、このゴロンとシートってのは何??」
後ろで定期券の更新をやりたかった高校生がうらめしそうに待っている。
駅員3人ほどのおじさんたちで頭をつっつきあわせてマルスを操作した結果、
ようやくゴロンとシートの画面にたどりついたらしい。
「あーこりゃ満席だなあ」そりゃそうだよ、キャンセル待ちが相当いるんだから。
で、出た結論。「これね、そのまま乗ってさ、車掌に言って変更してもらってよ」
乗車変更というのは、まずここのある指定券をキャンセルして、それを取り直すということになる。
その間に、キャンセル待ちしているひとにとられてしまうかもしれない、ということだ。
それはよくわかる道理だが、実際には、裏ワザで二重発券できるということを
2ch等で言っていたが、それはここのおっさんは知らないらしい。所詮裏ワザだもんね。
新幹線と違って、あけぼのならば、そのあとに乗ってくるひともいない。
羽後本荘からの立席乗車も、B寝台が充てられるので、秋田からゴロンとに乗ってくるひともいない。
券面は秋田までだが、東能代まででも可、とのこと。
当日ダメと車掌氏に言われても、「外房線大原駅のおじさんは、これでいいと言いました」とでも言えばよい。ということで僕はようやく引き下がり、いい加減キレそうな高校生に窓口を譲った。


大原1618→(いすみ鉄道)→1712上総中野

大原の駅前商店街をひととおりまわったあと、駅に戻る。
このいすみ鉄道は、3セクで、その昔は国鉄だったのだが、その頃の様子はもちろん知らないし
その路線の名前も知らない。駅舎そのものは一緒だが、入口も違うし中でつながってもいない。
驚いたのは、始発駅なのに改札もなく、まったくの整理券方式なのだ。
小湊鉄道と共同での「房総横断記念乗車券」なるものがあるはずなのに、窓口も無く、どこで買えばいいんだろうか。
高校生であふれかえるホームに、電車が入線していた。座るすきまもなく、記念乗車券を運転手に尋ねなければという名目のもと、かぶりつき位置をゲット。
発車前に運転手さんに言うと、大多喜という駅で発売という。
どうせその前に途中下車するつもりもなかったので、そのまま発車。
いすみ鉄道の本部が大多喜にはあるらしいのだが、大原のほうがよほど街中である。
「房総横断記念乗車券」は、いすみ鉄道大原か、小湊鉄道五井のどちらかから、片道のみ途中下車自由の乗車券。途中下車はしてもいいが、後戻りはできないという面白いものだ。
しかし、様子を見る限り、どうもそこまでチェックしていないようだった。
乗車券の発売自体の宣伝さえ、車内にはなく、僕が東京時刻表を読んでなかったら、きっと乗ってても知らなかったと思う。


上総中野1713→(小湊鉄道)→1825五井

上総中野ではもう連絡してるだけの乗り換え時間だけだったので、散策することもなくすぐ乗り換える。
レールこそ並行にならんでいるものの、ホームは別で、一度レール際にまで下りてから小湊鉄道のホームに上がる。
こっちには車掌さんがいるらしく、運転手さんと運転間際まで楽しそうにしゃべっていた。
上総中野では結構降りるひとがいて、乗り換えたひとはほかに一人だけ。
しかし電車もとても古いし、走ってるとこも山の中だし、とても千葉に近いところとは思えない。
銚子電鉄もいいけど、山の中という雰囲気なら、ここはすごく撮影に使えそう。


五井1837→(内房線)→1854千葉1901→(総武線快速)→1940東京1950→(東海道線通勤快速)→2032藤沢2039→(小田急江ノ島線急行)→2045湘南台

五井に近づくにつれてひとが結構乗ってきた。
車掌氏は誰が新規の客か覚えているらしく、一人一人に切符を売っている。いや、千葉でこんな風景が見られるとは。
だってもう、思いっきり車掌さんカバンを肩から下げて。
夜遅くなってしまったが、ぜひ昼間にもう一度乗ってみたいね。
いすみ鉄道はもういいや。小湊鉄道。

五井に着く頃には雨が強くなっていた。
もう駅前に出るのはやめて、とっとと帰ることにする。
千葉で一度外に出て、県庁所在地入場券をゲット。
一本遅らせてもいいかなと思っていたら、外に出なくても乗ることになっていた便に間に合った。
東京で乗り換えた東海道線も通勤快速で満足。
品川から大船までノンストップだと、なぜか普通便より空いているのが謎。
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