2003年01月04日

第8旅第1日

長崎1200→(長崎本線・大村線)→1345早岐1347→(佐世保線)→1437肥前山口

珍しく雪が降った。だからといって計画を変えるわけにもいかず出発。親が車で長崎駅まで送ってくれた。去年の春も夏も、帰省はこの切符だったものの、戻りはいつも飛行機だったので、上りで18きっぷを使うのは今回が初めてである。

出発して次の駅、浦上で大変なことに気づいた。アパートの鍵を置いてきてしまったようなのである。
もし浦上駅をまだ出ていなければ、ここで降りて路面電車で一度帰るのだが、(計画は変更になるが日田彦山線などを通らずに純粋に博多経由で下関に向かえばいい話)ちょうど浦上を出てしまった。次に止まるのは喜々津だ。しかも長崎トンネルのため、携帯電話は通じない。喜々津に着いて、ようやく電話が通じるが、実家は留守電のまま。駅の帰りにどこか買い物に寄っているに違いない。
さてそうこうしているうちに諫早を過ぎて大村線に入った。次は神奈川側の親戚である。もしものために合鍵を預けてあるので、それを借りるつもり。
その旨を家を出ているイトコにまずメールで伝え、家に電話してもらうことに。
「電話しといたから、どこかで降りたら電話してみて」とのこと。肥前山口で時間があるからそうしよう。

長崎〜鳥栖間を各駅停車で行くには、普通長崎本線をひたすら向かうわけだが、本数の少なさや所要時間を考えると、実は佐世保経由のほうが早く着く場合がある。
今回はまだ早岐〜肥前山口間を乗ったことがなかったという理由もあって、このコースを進むことに。
大村線に入って雪がきびしくなってきた。雪に煙るハウステンボス。

肥前山口で親戚の家に電話すると、あまり要領をえない返事が来た。
「長崎に電話したら、ちゃんと持って出たって言ってたよ?」
カバンに鍵を入れた記憶は無いぞ?と今度は実家にかけてみる。買い物から帰ってきたようだ。
「自分で鍵を入れとったろうが」駅の待合室で荷物をひっかきまわすと出てきた。
ああそういえば、ほかのところに置こうとしたら、忘れるからもう最初から入れとけと言われたんだっけ。
見つかった旨をイトコと親戚宅に伝えた。これで藤沢に直行できる。


肥前山口1504→(長崎本線)→1552鳥栖1602→(鹿児島本線)→1614久留米1634→(久大本線)→1735夜明

佐賀でまたもや特急通過待ち。
隣のホームに「かもめ・みどり・ハウステンボス」の3連結特急が来たが、空席どころか乗り込むのさえしんどい様子。世間はUターンラッシュの真っ只中。
特急料金を払ってまで立って乗り、こっちは18きっぷだけでゆうゆうと席に座っていられる。
長崎本線の肥前山口−諫早間ほどではないが、反対側のホームの特急に比べたらガラガラに空いている。
なんだか矛盾を感じて佐賀駅の積み残し客を見ながら佐賀をあとにした。
鳥栖から2駅くだって久留米で立ち食いうどんを食べた。「天カスいれてあげようか?」と言われた。
ほかの駅では素うどんはひたすら素うどんなんだけど、これは嬉しかった。

久大本線は意外に混んでいたが、どうにか進行方向に向かって座ることは出来た。
目の前のおっさんへ。「混んでいる車内でプレイボーイなどの雑誌を広げることはおやめください」
進むにつれて雪が深くなっていく。
離合の「ゆふいんの森」が遅れたりしたので夜明には接続ぎりぎりで到着。日暮に夜明駅に着くとはこれいかに。もう少しこの辺りを散策してみたかったのだが、ただでさえ接続時間が短かったうえに久大本線が遅れたので、隣の列車に乗り移ることだけしかできなかった。ホームには10cmくらい雪が積もっていた。


夜明1736→(日田彦山線)→1931城野????→(日豊本線)→????小倉

日も暮れて、もはや雪が深いということしかわからないまま日田彦山線は終わり、
城野に着く。ここでは別に乗りかえしなくてもそのまま小倉まで行けるはずだった。
しかし隣のホームに大分方面から来たらしい小倉行きが止まっていた。
あれ、接続するんだっけ?あっちに乗り換えたほうがいいのかな?
時刻表と隣のホームを見比べながら考えていたら、隣のホームに止まっている列車の向こうにさらによくわからないものが。「寝台特急・富士」富士はこの時間にはすでに本州入りしているはずである。
いつまで経っても発車しないし、これは小倉で何かあったに違いない。
日田彦山線から来たこの列車と、日豊本線から来た向こうの列車のどちらが先に
出るかわからないので双方の客はどちらかに移動することも無く発車を待っていた。
ほどなくこっちの日田彦山線の列車が先発するというアナウンスが入り、向こう側の列車から大勢のひとが乗り換えてきた。
しかしそれでも発車しないので待っていると、今度はやっぱり向こう側のほうが先だという。僕はそれを聞いてさっさと移動したのだが、他の客は「小倉で何があったんでしょーねー」とか話しているばかりであまり聞いていない。二度目か三度目のアナウンスでようやくそれに気づいたようで移動してきた。そしてさらに少し待ってようやくのこと発車した。
あれ?富士より先?もしかしてこれは富士より前に行橋方面から来た列車だったのか?
本来の計画では小倉か下関で途中下車して夕食を調達する予定だったのだが、このぶんだとその時間は無い。しかしこの列車が直通下関行きであるので、このまま進行してくれれば下関でムーンライト山陽に乗ることはできる。そう、あくまでこのまま進んでくれればの話。
「この列車の行き先は下関となっていますが、小倉までしか運行いたしません」
ウソだろー!結局小倉で降ろされた。小倉はもう祭りである。小倉に着いて、この混乱の原因がわかったのだが、「強風のため、門司〜門司港間運休」???
そこが運休して、どうして下関に行けないんだろう?
理由はサッパリわからないが、とにかく下関へは今のところ行けないので列車を降りることにする。この時点でもうすぐ20時というところ。これから乗るムーンライト山陽は、下関発20:36である。
他にこれに乗る予定のひともいるだろうから、どうにかしてくれるとは思うが一応改札口に文句を言いに行くことにする。すると当然のごとくそこには長蛇の列が。
下関方面への列車が出ないかどうかのアナウンスに耳を傾けながら順番を待つ。ややあって順番がまわってきた。まずムーンライト山陽の指定券を見せる。「これにちゃんと接続してください」駅員は意外なことを言われたのか少し驚いた様子で後ろにひっこみ、上司と相談をし始めた。
「20:20くらいに下関行きが出るので、それをお待ちください」
それはいいことを聞いたと思い、列を離れた。これは言っておいてよかったかもしれない。
すぐ後ろにいた兄ちゃん。「ムーンライト九州はちゃんと運行しますか?」「します」駅員即答。
ムーンライト九州なんて発車まであと2時間もあるだろうが。
その前にどうしてそんなに早く駅に来ているのかまず尋ねたい。
駅弁売りのおばさんが売れ残りの弁当を叩き売りしていたので買って夕食とする。


小倉????→(山陽本線)→????下関2036→(ムーンライト山陽)→5.41大阪

ホームに戻ると、先ほどの富士が小倉までたどり着いて来た。よほど下関までこれに乗ってやろうかと思ったけど、思いっきり不正乗車だし、どうせこのあとの各停が接続してくれるということだったから乗らずに待つ。
ホームの大勢のひとたちにジロジロ見られながら富士は下関へ発車した。

その後、各停の下関が入線、通勤ラッシュ並みのひとを載せて発車した。
車内でムーンライト山陽に接続していることのアナウンスがあり、ひと安心。
下関で無事乗り換えることができた。同じ車両の前のほうに座っていた男が、どうやら連れがさっきの下関行きに乗りそびれたらしく、車掌にくってかかっていた。
次の下関着のも待てということか。
しかし残念ながらムーンライト山陽は15分ほどすでに遅れていることもあってすぐに出発した。彼と彼の連れがどうしたのかは知るよしもない。
列車はかなりのスピードをあげ、小郡あたりですでに定刻通過をして、順調に大阪に着いた。


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