2007年07月19日

第82旅第3日

釜山から乗る対馬への船は8:30発。何分前までに行けばいいのかわからないので、一応1時間前に港へ着くことにして、午前7時前に宿を出ることにした。荷造りをしてフロントに行くと、まっくらな窓の中でご主人が熟睡中。うっかり起こしてしまい、礼を言って出発した。

プルコギバーガー

チャガルチ駅のとこにあるロッテリアが24時間営業だったので、入ってみる。韓国らしく「プルコギバーガー」と言うと、「here?」と聞かれた。とりあえず韓国人でないことはわかったらしい。飲み物は聞かれなかったが勝手にコーラが出てきた。
コンビニに寄って、お土産用のお菓子やラーメンを買う。韓国のコンビニはビニール袋をくれないので、手持ちのカバンにグチャグチャに詰め込んだ。
近くに止まってたタクシーに乗って港へ行くことにする。初めてのタクシー。日本と違って自動ドアでないので、自分でドアを開けて乗り込む。埠頭という意味の「プト」と言ってみる。運転手氏はピンときていなかったようなので、国際ターミナルの「クッデトーミノル」と言ってみる。おそらくわかったようで、タクシーを発車させた。南浦洞から港へは、最初に釜山に来たときに歩いたことがあるので、景色もわかっている。運転手氏がきちんと港へ行く意を理解してくれているか怪しみながら見ていたが、無事に港へ到着。初乗り1800ウォン、港に着く前に100ウォンだけ上がった。おそろしく安い。

釜山行きカウンター

福岡行きの窓口はターミナルの2階だが、対馬行きは1階。パスポートを窓口に見せると、すぐにチケットが出てきた。

出国審査入口

2階に上がり、出国審査の列に並ぶ。自転車を持ってる人までいるが、対馬行きってそんな感覚なんだろうか。船の出発10分前にようやく出国審査を通過。その後ろにはまだ順番を待つ人々が多く並ぶ。

右奥に見えるのが釜山タワー。

龍頭山公園のタワーを見て、釜山をあとにする。出航時刻から20分ほど遅れて出発。

船内の様子 目の前は壁とテレビ。韓国語の健康番組やってた

指定されたC-004という席は、一番前なのは間違いないが、窓があるわけではないのでただの壁。両隣を韓国人のおじさんに挟まれて2時間ほど過ごす。出発があんなに遅れたのに、なぜか比田勝着は定刻どおり。

比田勝港国際ターミナル

平屋の「比田勝港国際ターミナル」。窓口は4つ。番号は手書き、枠は木製。入国審査はその国の人と外国人とで窓口が分かれていることが多いが、ここは全部一緒のようだ。順番がまわってきたとき、審査官氏は「アンニョンハセヨー」と僕に言った。差し出した日本国パスポートを見て「あ、日本の方でしたか」とつぶやいた。その後の手荷物検査もかなり簡素なもので、すぐに開放。

建物の前には、やってきた韓国人を乗せる観光バスがたくさん並んでいるが、これから自分は路線バスに乗る。比田勝11:05というバスがあったはずだが、その乗り場が見当たらない。
観光バスの運転手氏に尋ねると「バス停はまだずーーっと向こうだよ?乗るの?間に合わないと思うよ?」走っていくつもりだというと、運転手氏は「じゃあ電話しといてやるよ」とケータイで営業所へ電話してくれた。「今から男性が一人そっち行くから、発車待っといてやってくれ」という話し声を背中に、比田勝の町を走り出した。
途中、スーパーの前で井戸端会議をしていたおばちゃんたちに、もう一度バス停の位置を尋ねるとやっぱり「間に合わないと思うよー」と言う。電話して待ってもらった手前、最大限努力はしなければならない。それにしても、本数が少ないからか普通のおばちゃんたちもバスの時刻をしっかり知っている。

比田勝のバスターミナル

港から10分ほど走り、ようやく到着。「ああ来た来た」と、運転手氏と受付のおばちゃんたちが待ち構えていた。「どちらまで?」と聞かれたので仁位までと答える。厳原行きだが、途中下車するつもりだった。「切符買ってもらったほうがいいかねえ」と言われ、窓口へ向かって2270円の乗車券を購入。そこで1日乗車券の張り紙を発見。土日限定1000円はあまりにも安い。こんな情報はネット上では見つけられなかった。
とっくに出発時刻は過ぎているのだが「自販機でジュースでも買ってきたら?」とすすめられて、待合室の自販機で購入。いよいよ出発、受付のおばちゃんは見送ってくれた。

これがメインストリート

対馬に来るのは初めて。比田勝の町はすぐに終わり、小さな集落をいくつも過ぎていく。「縦貫線」と言われる対馬のメインストリートの道路のはずだが、センターラインの無い山道になる場面も多い。

1時間ほど乗って仁位に到着。鳥居が海の中に並ぶという和多都美神社に行ってみようと思った。降りる間際に運転手氏に道を尋ねると「あの信号のところを右に入っていくんだ」と言うので、お礼を言って歩き始めた。バス停の近くに中華料理屋があって、ここで先に食事をしていこうかなと思ったけど、あとから時間があったときに、と思って先に神社へ向かうことにする。商店や役所が並ぶ道を歩く。途中に看板は多くあるので、迷いはしないのだが、なかなか目的地に着かない。街をはずれ、坂道に差し掛かったところでようやく現れたのが「あと1.7km」の看板。力が抜けた。ここまで来て、というのもあって残り1.7kmをさらに歩く。仁位バス停を出発してたっぷり40分、ようやく目的地の和多都美神社に着いた。

まだ先は遠い… 和多都美神社の鳥居

しばらく休憩して同じ道を引き返す。もう中華料理屋で食事をしている時間はなく、スーパーでアイスを買って食べ食べバス停へ戻った。

次の厳原行きバスには、韓国人のおじさんの先客がいた。日本語ペラペラで、運転手氏といろいろ話している。おそらく釜山から同じ船で比田勝に着いて、おじさんの場合はさっき乗ったバスに間に合わなかったのだろう。
その昔、対馬に密航して見つかって捕まったとかいう武勇伝を語っていた。

万関橋を通過

万関橋を通過。ここから下県(しもあがた)。サイクリングの一行が調整をしていた。ところで、整理券表の下に外向けに「満員」の札を出せるようになっているのだが、果たしてこれを使う機会はあるのだろうか。あったとしても、満員で通過されても次のバスは2時間後とか言われるのも困る。まあ、比田勝から乗ったバスは仁位まで誰も乗ってこなかったし、このバスも韓国人の武勇伝おじさんと二人だけである。

途中、小学生の集団が乗り降りしたりしつつ、1時間半ほどで対馬最大の街、厳原に到着。
特に目的もないので、港に行ってみたり、商店街をぶらぶらしたり、もう閉まってしまった寺に行ってみたりした。

まちなみ ろくべえ

対馬名物の「ろくべえ」というものを食べる。じゃがいもをすりつぶして麺にしたものらしい。きっとろくべえが名物の店があるのだろうけど、リサーチしていなかったので、厳原バス停前にあるショッピングセンター内のテナントで食べた。

石屋根。実物は見なかったな ボンバル

またバスに乗って少し北上し、対馬空港へ。長崎行きのチケットを買い、土産物屋や屋外の石屋根などを見物。飛行機で長崎着、帰宅。

2007年07月18日

第82旅第2日

腹が痛くて目が覚めた。午前三時。トイレに少しこもり、ベッドへ戻る。次に目が覚めたのが六時。別に変なものは食べたつもりはない。初めての一人韓国にちょっと緊張しているのではないかと思った。次に目が覚めたのが午前八時。ここで起き上がって出発することにした。

清渓川

朝食はとくに決めてないが、あまり食欲はない。近くにセブンイレブンがあったので、パンと牛乳を買う。清渓川まで歩き、川岸に座って食べた。

ソウル駅に行くにはまだ時間がある。見上げた先には南山。前回来たときには夜と昼の二度登ったが、両方ともソウルシティツアーバスで登った。黄色いマウルバスでも登ることができるらしいので、そのバスに乗ってみたい。
東大入口まで地下鉄で行き地上へ上がってバス停を探す。黄色いバスは向こうのほうで発車していったので、そこが乗り場だとわかる。そのうち次のバスがやってきて、一番乗り。どんどん乗客は増えて、立ち客まで出始めた。発車したバスは急坂をぐいぐい登る。途中の図書館前でほとんど降り、終点の南山で降りたのは自分も含め数人だけだった。

ソウルNタワーとマウルバス

先日来たときにも登った急な坂道をタワーのふもとまで登る。まだ営業時間前らしく、観光客の姿はない。おじさんおばさんが落ち葉を掃いている。タワーの周りを一周し、バス停に戻った。帰りのバス乗客はほかになし。

朝の明洞

街まで下り、明洞を歩く。ソウルきっての繁華街のはずだが、やはり午前十時前では人通りも少ない。
リブロブックスという本屋に入り、旅行ガイドコーナーで長崎・ハウステンボスを扱った本を発見、購入。あと日韓・韓日辞典の手軽なコンパクト版も見つけたのでこれも買った。

地下鉄でソウル駅へ向かう。ソウル滞在16時間。まあいいや。

セマウルが入線

昨日買った切符で改札を通過。ホームで列車を待っていると、釜山方から入線してきた。車両基地はこちらにあるのか。

シートピッチ広すぎ

車内に入り、席を探す。進行方向左側窓際。きのうの「window side」は正しかった。奇数番が窓側らしい。ここは日本でいうところのグリーン車にあたる「特室」ではなく、一般席のはずだが、おそろしくシートピッチが広い。KTXとえらい違いだ。こちら在来線特急セマウルのほうが人気があるというのは、運賃のほかにもこういうところがあるだろう。

天井からぶら下がっているモニター。

東大邱到着まで3時間半ってところ。

次の永登浦から、隣の席におばちゃんが座ってきた。おばちゃんはカバンをごそごそと広げると、ビニール袋に入ったとうもろこしが出てきた。一本まるごと渡されたので、半分に折ろうとすると「ター!」と言われる。全部? 腹の調子がおかしいところに、こんな大量のとうもろこしを食べたらますます腹が痛くなりそうだが、そんなことを説明できるほど韓国語を知らない。「…サンキュー」と言っておく。
ここでカムサハムニダとか言わなかったのは、こちらが韓国人ではないということを知らせるためだ。この何度かの渡韓で、なまじ韓国語で話しかけようとするとネイティブ100%で返事をもらってしまうことが多く、それでは理解できない。結局英単語が混じることになるのなら、相手には韓国人でないことを最初の段階で知らせておいたほうがいいと思うようになった。
おばちゃんは、続いてペットボトルのお茶を出した。韓国名物「十七茶」である。おばさんは自分の水筒を出してペットボトルの中身を半分移し、残りのペットボトルを僕に渡してくれた。

「ハングッサラミ、アニエヨ?」とおばさんは言った。韓国人じゃないのかという驚きだ。日本人だというと「ほお」という表情をした。それからしばらく、僕の旅程などを話す。おばさんは大田(テジョン)で降りると言った。とうもろこしは韓国語で「オースクス」と言うらしい。日本のゆでたとうもろこしは黄色が強いが、こちらのオースクスは色が薄かった。

時間をかけてとうもろこしを食べた。とうもろこしの芯とペットボトルの空きをおばさんは受け取った。それからもしばらく話をしていたが、何故かそのうち僕のほうがふっと眠りに落ちてしまった。気がつくと大田到着前で、おばさんが降りる準備をしていた。席を立ったおばさんが「チャルガセヨー」と言ってくれた。直訳すると「良く行ってください」。名前も聞いていないし、今となっては顔も忘れたが、せっかくなら寝ずにもっと話をすればよかった。

食堂車

さて、この列車に乗ったのは食堂車が連結されているからであった。オースクスでだいぶ腹は膨れているが、ろくに食事をしていなかったのもあって、食堂車へ移動する。昼時を過ぎたからか、先客は一組の家族連れだけ。

カウンターでメニューを見るが、中身がさっぱりわからない。おばさんが一人で切り盛りしているようで、早口でメニューを見ながら何事か言ったが、やっぱりわからないので一番安いメニューを頼む。

弁当

出てきたのは弁当だった。当然キムチがついている。それにスープ。おばさんがプレートを持ってきたときに支払った。
客が来なくてヒマらしく、背後の席で車掌氏とおばさんが何やら話をしていた。弁当は、正直あまりおいしくなかった。でも食堂車は初体験。日本では体験したことがないし、これからもなかなかないだろう。

東大邱駅

東大邱で下車。大邱は、韓国では確かソウル、釜山に次いで3番目に大きな街ではなかったか。あれ仁川はどうなんだろ。東大邱駅のほかに大邱駅というのもあるが、中心駅はこちらの東大邱駅のほうらしい。KTXもこちらにしか止まらない。
改札で切符を回収されてしまうのかなと思いながら、何もせずに改札を通ってみたら、やっぱりゲートが閉まらなかった。一体何のための自動改札なのだ。おかげで切符は手元に残った。

高速バス乗り場を探す。改札を出てさっそく案内表示を見つけたので、延々と左のほうへ歩いていく。だいぶ人通りが少なくなったところで外に出て、通りに出たところでバスターミナルを発見。

見つけたひとつめのバスターミナル

バスの間を抜けながら建物の中に入る。窓口のひとつで「釜山!」と言うと、建物の外を指差した。どうやら別のターミナルから発車するらしい。通りの横断歩道に立つと、斜め右のほうにもバスがいっぱい止まっていて、こちらもバスターミナルの様相。

ふたつめのバスターミナル

そちらへ行ってみて窓口で「釜山!」と言うと、今度はいま来たほうを指差された。おいおい、いまそっちから来たんだけど。確かに窓口上に掲げられた時刻表には釜山の字はない。首をひねりながら、また横断歩道を渡ってさっきのターミナルに戻る。
こちらの窓口の上には、慶州経由釜山という字がある。それを指差しながらもう一度「釜山!」と言うと、やっぱり外を指差す。どっちなんだよ!と言うと、窓口のお姉さんはメモ用紙を取り出して地図を描き始めた。すでに二度渡った横断歩道を書き、建物を書く。「ロッテリアガ、イッジョ?(ロッテリアがあるでしょ?)」と言うと、「ネー、ロッテリア、ヨッペ!(ロッテリアの横!)」と言う。

あーここもバスターミナルだったんだ

その地図を持って、また外に出る。横断歩道があって「ロッテリア、ヨッペ…」。ロッテリアのあるビルの上には大きなポカリスエットの看板。その下にやや小さな文字で「高速バスターミナル」の字があるのがようやくわかった。バスターミナルの建物が、東大邱駅前には少なくとも3つあるということだ。三度目の横断歩道を渡り、ポカリスエットのビルをロッテリアの横のドアから入る。 

カウンター

大邱から釜山への高速バスは「優等」と「高速」があって、優等のほうが便数が多い。次に出る便は15分後の優等。窓口で「釜山!」と言い、チケットを買った。8400ウォン。

さすが優等バス

バスのドアのところで運転手氏に切符の半券をちぎられて乗る。指定された座席には、すでに誰かが座っている。昨日のKTXでのモメ事を彷彿とさせるが、出発直前なのにガラガラということもあって、近くの適当な席に座る。結局、自分のあとには誰も乗ってこず、出発となった。

大邱は結局、駅とバスターミナルをうろうろしただけで終わり。大きな街だが、見所はあまりないらしい。もともと全然土地勘もなければ下調べもしていないところだから、街をどう走ったのかもわからず、高速道路に乗る。

ソウル駅で買った時刻表には高速道路図もあるのだが、いま走っているのがどこだかさっぱりわからない。流れる景色の中で、次のインターチェンジの字を探したりするのだが、おそらく手持ちの図が簡略化されすぎていて、それらが載ってないのだ。

KTX長いなー インターチェンジは日本と似てる

長大編成のKTXが走っていくのが見えたりして、1時間弱で釜山と書かれた料金所を通過。

「ターミナル」って感じのごちゃごちゃっぷり

さらに20分くらい走り地下鉄の車庫が見えた。そのまわりをぐるっと回って、バスターミナルへ入って、降ろされる。めちゃ車庫の真ん中で、まわりはバスが走り回っている。辺りに注意しながら建物へ避難。地下鉄乗り場への案内があって、ここがようやく釜山地下鉄1号線の北端である老圃洞駅であることがわかった。

地下鉄に乗って南へ。しばらくは地上をずっと走る。まだ日も高いので、どこかで途中下車しようと思うが、なかなか決断できず、西面を過ぎた凡一洞で下車。

市場を抜けたところの踏切が、京釜線の撮影ポイントとネットで見ていたので、現地に行ってみるが道路の改良工事真っ最中で、あまり長居できそうにない。通過するKTXを一度見てから、また市場を通って道路へ引き返す。地下鉄駅まで降りるのがかったるいので、路線バスに挑戦してみる。
楽天で予約したきょうの宿は南浦洞にある。バスの側面に並ぶハングルを解読して乗ろうとするが、解読しているうちに運転手氏に乗らないと判断されて通過されてしまうこと数度。通過されてしまったバスの系統番号を覚えて、次はその系統番号をつけたバスが来るのを待ち構える。
南浦洞まで乗る。予約していた宿はすぐ近くで、建物の前に行くと、玄関先で近所のおじさんとタバコを吸っていたお兄さんが主人らしい。もう日本語ペラペラ。現金があまりなくて、カードで払おうとすると「お客さんが払う額は同じだけど、カードだと手数料をこっちが払わなきゃいけないんですよねー」とか暴露されたが、事実、明日の船賃分は確保しなきゃいけないのでカード支払いをお願いする。

荷物を置いてまた出かける。通りからバスに乗ったが、ICカードリーダーが壊れているらしく、変な反応をした。釜山駅へ。降りるときにもカードリーダーにあててみた。その足で地下鉄駅へ行って、チャージ機にあててみたら残高が減ってなかった。タダ乗りごめんなさい。

なぜか後姿

ファミリーマートでおにぎりを買って、釜山駅前のシティツアーバス乗り場へ行く。夜景の見所をまわってくれる定期観光バス。予約はしていなかったが、運転手氏に話しかけてみたらガラガラらしく乗せてくれた。10000ウォン。ドアのところのリーダーに乗車券をタッチするらしいが、運転手氏に10000ウォン札を渡すとタッチまでしてくれてから渡してくれた。

これもリクライニングがスゴイ

座席は今まで乗ったことのあるバスのどれよりも上等で、デフォルトのリクライニング角度が感動を通り越してアホすぎる。各座席にはタッチ画面があって、これから沿線の観光解説をしてくれるようだ。車内飲食禁止ということで、さっき買ったおにぎりはおあずけ。
運転手氏が寄ってきて、何事か言っていたがわからないのでキョトンとしていると「Where are you from? China?」と大声で言われたので、あわてて「じゃ、ジャパン!!」と答える。すると日本語のガイドブックをくれた。イヤホンをくれて、ジャックを指差しジェスチャーでつけろという。そして画面を日本語にしてくれた。なんだかんだでやさしい。

広安里大橋を通過中 夜景が遠い…

乗客は15人ほど。走り始めると車内の電灯を消し、外の景色がよく見えるようになった。広安里大橋を渡る。海雲台を走る。それにしても、走る。まったく停車せず1時間半近く走り続けて、荒嶺山というところまで登って、ようやく停車。ここでしばらく休憩。山の上すぎて、夜景を見るには少しさみしい気がする。30分弱で釜山駅に戻った。運転手氏にカムサハムニダと言ってイヤホンを返した。

釜山駅前から地下鉄に乗って南浦洞へ戻ろうと思う。釜山の地下鉄は、駅にもよるが行き先ごとに改札の場所が違うことが多い。ナンポドンのハングルを見て、改札を通るがどうも様子がおかしい。ホームで待ってみると、行き先はノポドン。ナンとノのハングルを読み間違ってしまった。向かい側に南へ行く地下鉄が来ていてうらめしい。どうしようもないので、とりあえず北へ向かう。いくつかの駅をすぎるが、どれもホームが対面式で、反対側へ行く地下鉄に乗り換えることができない。ようやく島式ホームの駅に着いて、反対側の地下鉄に乗り換える。

宿に着いて、おあずけになったおにぎりと、地下鉄駅で買ったサイダーを飲んで就寝。



2007年07月17日

第82旅第1日

友人宅を午前六時すぎには出発し、西鉄バスで天神まで出る。天神北の松屋で朝ごはんを食べ、国際ターミナル行きのバスに乗る。方向幕にもハングルが書かれているのが特徴か。
7時半にはターミナルに到着。出航1時間前までにターミナルへと案内されるのだけど、そもそも1時間前にしか乗船手続きをしないので、しばらくベンチでぼーっとする。次回来るときはもっとのんびりして来よう。

カウンターで日韓共同きっぷのビートル部分と、券売機で買った港湾使用料のチケット、パスポートを渡す。パスポートと、前回乗ったときと同じビートルのチケットを渡された。

ターミナル1階にある新韓銀行で2万円両替。

2階に上がる。出国審査をもう受けてもいいのだけど、まだ時間があるので、韓国の観光案内などを見ながらぶらぶら。出国審査を受け、免税店も特に興味がないので待合室でまた待つ。ギリギリに来ても乗れるんじゃないか?

待合室

15分前になって、ようやく待合室を出て、船へ向かう。陸橋の外にニューかめりあが泊まっていて、荷下ろしをしていた。

ビートルの座席は二階席右側の窓側。隣に誰か乗ってくるのかと思っていたが、誰も来ないまま出航。この便、空席待ちをしたはずなんだが。
コビーではなくビートルなので、室内は全部日本様式。いつかはコビーのほうにも乗ってみたい。目の前のテレビは地デジのようで、海上に出ても画面がきれい。京都の祇園祭をやっていた。

まもなく到着

3時間乗って、釜山の町並みがだんだんと見えてくる。ビートルで来るのは二度目だが、見慣れた感じもする。
入国審査で行列ができるのはわかっていたので、早めに船を下りて人波をどんどん追い抜き、あっさり入国。

ターミナルを出ると、地下鉄中央洞駅と釜山駅へ行くシャトルバスが待っていた。話には聞いていたが、乗るほどでもないので歩いて街中へ向かう。

地下鉄中央洞駅で手持ちのハナロカードに5000ウォンチャージ。チャージ額の最低額が5000ウォンというのは微妙。一回の旅行ではちょっと使い切れない。前回の余りに上乗せする感じ。
中央洞駅では地下鉄には乗らずに、もう一度地上へ出て、そばにある「四十階段記念碑」を見に行く。

冷麺

そのまま裏通りを歩き、竜頭山公園の裏を通り、冷麺の店で冷麺を食べる。ほどよく混んでいて、おじさんと相席。目上の人から顔を背けて飲むのはお酒だけだっけ、とか思いながら、ハサミで麺を切って食べた。

ダイソー
ハングルで書かれたダイソーを見つけたり

古本屋街
古本屋街を見物したりして、国際市場を通り、九徳路沿いの文友堂書店へ。
この本屋に「釜山交通手帳」という釜山のバス路線ガイドブックがあると聞いていたので、地図コーナーを探すが見つからない。二階にいたお姉さんに尋ねると「イーチュン」と言って人差し指を立て、下の階を示す。一階ならイルチュンだと思うのだが。おそらく聞き取り違い。一階レジのそばに目的の本を発見。マルスサイズの切符を二回りくらい大きくしたぐらいの、まさしく手帳。思っていた以上に小さい。
「イゴ、チュセヨー(これください)」と言うと、レジのお姉さんは何やら韓国語でまくしたてるが、ネイティブ100%で言われてもほとんどわからない。ニュアンスとしては、これは古い版だとか言っているのじゃないかと思うが、今回の旅行ではわかる範囲でしかバスに乗らないので、こういう本があることがわかって、それを入手できたというだけでいい。「ケンチャナヨー、イゴチュセヨー(大丈夫です、これください)」というと、しぶしぶながらくれた。1000ウォン。

バスに乗る

釜山駅から乗るKTXまではまだ時間がある。影島にある太宗台という公園に行ってみようと思う。晴れていたら対馬も見えるらしい。文友堂書店からチャガルチ市場のほうへ一本入った通りでバス停を探す。ひとつ見つけたが、バス停に太宗台の文字がないので、ちょっと影島大橋側へ歩く。すこし行ったところにあったバス停で太宗台の文字があったので、ここでしばらく待つと、バスはすぐにやってきた。ハナロカードを入口で当てて乗車。

太宗台のゲート

影島大橋を渡り、20分ほど乗って終点に到着。観光地らしく、人も車も店も多い。人の流れに沿って歩くと、太宗台公園のゲートが見えた。ピョサヌンゴッ(票買所)の字が見えたので、有料なのかなと思ったが、そこに人気はなく、人々は勝手に中へ入っていくので一緒に歩く。
坂を登りきったところで長い行列ができている。園内を周遊するバスに乗る列らしい。園内の案内図を見ると、なるほど展望台まではちょっと距離がありそうだが、一人でこのバスに乗るために並ぶのもつまらないので歩く。

ゆっくりしたスピードだったが、抜いていった周遊バス

しかし、歩いても歩いてもなかなか進まない。途中で見かけた地図では、相当遠いらしい。途中で周遊バスが追い抜いていった。あの列からすると、たぶん全員乗れていない。

ここまでは来ました

結局、KTXの時間も気になるので途中で引き返す。バスターミナルまで戻る。さっきは南浦洞から乗ったけど、太宗台からなら南浦洞じゃなくて釜山駅へ直接行くバスもあるだろうと思ったら、すぐに見つかったので乗る。前ドアすぐのかぶりつき席ゲット。

釜山駅

釜山駅前のバス停は、釜山駅をちょっと過ぎたところにあった。駅舎の前の広場を通り、直接2階へのエスカレーターに乗る。
ここで韓国の時刻表をゲットしておきたい。以前来たときに見つけた、改札前の売店にはなかった。駅の1階に本屋があったことを思い出して行ってみるがやっぱりない。「シガッピョ、オプソヨ?(時刻表ないですか)」「オプソヨー(ないです)」時刻表発売日の谷間だったりするのだろうか。

しかたがない。そろそろKTXに乗る時刻なので改札へ戻る。改札は自動改札なので、脇の係員に日韓共同きっぷの3枚目の券片を見せると、半券をちぎってくれた。これがたぶん正しい日韓共同きっぷに対する駅員氏に処理の仕方だと思う。
人の流れに乗って、そのままホームへ。改札が発車15分前からだから一度に押し寄せる。

初KTX!

ホームに出て、KTXの車体を前に、まずは最後尾まで行ってKTXの写真を。それぞれ入口には係員のお姉さんが乗客を出迎えている。

それから指定された9号車まで行って、自分の座席を探す。しかし、手元の切符にある番号の席には、先客のお兄さんがいる。あれ、自分が間違ったかなと思って、一度通り過ぎて、車端の号車番号を確認する。間違っていない。とするとあのお兄さんが間違っているのかと思い、意を決して話しかけてみる。
「チョ…ヨギヌン、ネソギインデヨー」ここは自分の席なのですが、と言ったつもり。「席」はソクでいいと思ってたけど、ソリというのが正しいようだ。ただ、こっちの切符を見せたら言いたいことはわかったらしく、お兄さんはあわてて自分の切符を出して見せてくれる。この切符もこの席を示している。
お兄さんが持っている切符は韓国鉄道公社のスタンダードな切符で、こっちは日本で発券した手書きの切符である。どう考えてもこっちの分が悪い。
でもだからと言って僕の席が無いということになっていいはずがなく、車掌氏にかけあうことに。列車の前後を見ると、後ろのデッキに係員らしきお姉さんがいたので、切符を差し出して現状を訴える。「ヨギヌン、タウムサラミイッソッソ、ネガイルスオプスムニダ」とか口走ったと思う。ここに別の人がいて自分が座れないと言いたかったのだけど、よく考えるとタウムは「次」なので「別」じゃない。「タウムサラム??」と言われた。それでも言いたいことは伝わったらしい。さすがにお姉さんでは手に負えないらしく、ちょっと偉そうなおじさんがやってきて対応してくれた。そこへさっきのお兄さんも来て、さらにもめはじめる。さすがによく聞き取れない。

デッキそばの車端にあいてる席があって「ヨギエ、アンジュセヨー(ここへ座ってください)」と言われたのでそこに座る。お兄さんはもとの席に戻った。偉そうなおじさんは、たぶん車掌長とかいう役職なのだろう。僕の切符と、お兄さんの切符を見ながらどこかへ電話している。
とっくにKTXは釜山を発車していて、次の亀浦に停車。車掌だからドア扱いもしなくてはならず、途中で電話のやりとりを中断してドア扱いをしていた。
車掌長の電話は声が大きい。近くに座っていた別のお兄さんが、車掌長と僕の顔を見比べて変な顔をしている。

そのうち解決したらしく、新しい座席の番号を切符に手書きされた。その切符を僕に渡し、同じ車両の別の座席に案内された。
KTXの車両は、座席がいわゆる集団お見合い式というやつで、半分は前向きだがもう半分は後ろ向きの固定座席になっている。切符は当然前向きから売れていくわけで、後ろ向きの座席はあいている。車掌長はその一つを示し「ヨギ(ここ)」という。後ろ向きの座席は運賃が若干安くなるはず。こっちは正規の料金を払っているし、だいたい初めてのKTXが通路側後ろ向きなんてイヤすぎる。
あわてて「アプソク、オプソヨ?」と尋ねた。「前向きの席はないのか」と尋ねたつもり。アプは「前」の意だが、前向きというときにもアプと言っていいのかはわからない。車掌氏は何か言っていたが、よく聞き取れない。その中で「イッスミョン」という単語だけはわかった。「あったら」という意味だ。空席があったら変わってもいいということだろう。確認すべく「イッスミョン?」と尋ね返すと「ネー」と言って離れていった。ひとまず一件落着。
かと思ったら、すぐに戻ってきた。さっきの座席にいたお兄さんが席を譲ってくれたらしい。もとの席に案内され、お兄さんは別の車両に移っていった。ようやく「自分の席」にありつけた。

KTX車内

自分は窓側で、通路側にはちょっと年下くらいの女の子が座っていた。さっきからたびたび電話している。日本なら迷惑がるところだが、ここは韓国。許されるらしい。とくにやかましいわけでもなく、せっかくなので聞き耳を立ててリスニングにチャレンジするが、ほとんどわからない。
彼女は折りたたみテーブルを広げてその上にポカリスエットのペットボトルを置いていた。と、カーブに差し掛かったところでそのペットボトルが倒れ、床に落ちて前のほうに転がって行ってしまった。ネイティブの「アイグー」が聞けてうれしい。彼女はしばらくイス下の様子をガサゴソうかがっていたが、前の席の人が寝ていたのもあって、そのうちあきらめた。やがて席を立ち、どこかへ行ってしまった。そのあいだにまた列車はカーブに差し掛かったので、僕の足元にペットボトルが転がってきた。それを拾い上げて、席を立った彼女のところへ置いておく。戻ってきた彼女はそれを発見し、小さく「コマップスムニダ(ありがとう)」と言った。どういたしまして、とどう言うのか覚えていなかったので、軽く会釈を返した。

ソウル駅に到着! ホーム全景

ソウル駅に到着。
ホームの写真を撮っているうちに他の乗客はどんどん改札を出て行ってしまった。そしてようやく改札を通ろうと思ったら、持ってきたはずの日韓共同きっぷが見つからない。改札前で荷物を広げて発見。改札氏に記念にくれ、と言うのはどう言うんだっけなと思ったが、改札氏がいない。自動改札なのに、何も入れなくてもエラーが出ない。あっさり切符を持ったまま出場できてしまった。こんなものか。日韓共同きっぷの旅は終了。

売店で時刻表を発見、一冊買う。京釜線のページを開いて、明日乗る列車を決める。明日の昼前くらいに出発して、食堂車が連結されている列車。11:03発馬山行きにして、東大邱で降りよう。
窓口で手間取らないためにも、メモ用紙に書いて窓口で手渡す。29100ウォン。「window side?」と尋ねたら、窓口嬢は「ネー(はい)」と言った。

ビビンバ

釜山で冷麺を食べて以来、何も食べていない。エスカレーターを上がり、レストラン街でビビンバを食べた。

そのあとどうしようかなと思った。ふと見たばかりの映画「グエムル」を思い出したので、ソウルの真ん中を流れる漢江を見に行こうと思った。地下鉄に乗り、新吉(シンギル)で乗り換えてヨイドへ。地上へ出て川岸に出ると、本当にたくさんの人がそれぞれ宴会をしていた。川岸と並行したサイクリングロードを走る自転車も多い。ときどき打ち上げ花火も上がっている。こんなににぎわっているとは思わなかった。

みんな楽しそうでヤキモチ

しばらく歩いてみるが、みんなが楽しんでいるところを一人でぶらぶらするのがどうも忍びない。漢江観光船乗り場などを見物し、元の道を引き返して地下鉄へ。鐘路まで行って、楽天で予約した安旅館に泊まった。


2007年07月16日

第82旅第0日

仕事を終えてすぐに帰宅、夕食と風呂を済ませて長崎駅へ向かう。
いよいよ日韓共同きっぷの使い始めだ。当然自動改札は通らないので、表紙をめくって有人改札へ向かう。改札氏はちらりと切符を見るとすぐに通してくれた。券面に「この半券をお渡しください」とあるのだけど、全然ちぎろうともしなかった。

ソニかも

よく乗る特急かもめ。ただしソニック仕様。指定席に座って発車後、検札。車掌氏も同じく切符を一瞥すると、ここでも半券をちぎることはしなかった。
そして博多に到着し、改札口でどうなるかと思ったが、こちらも全くのスルー。見事に日韓共同きっぷはハンコひとつ押されないまま、博多駅まで着いてしまった。

博多では友人宅に泊まることにし、西鉄バスで移動、宿泊。



2007年07月15日

第82旅準備編

大判JR時刻表のピンクページで、1ページを割いている「日韓共同きっぷ」は前々から気になっていた。長崎から博多までの特急指定席、博多港から釜山港までのビートル、釜山からソウルまでのKTXがセットになって17800円という切符だ。東京へ行くよりは安い。これは片道切符だから、もし行くとしたら帰りはどうしようか。
同じ切符を帰りも買おうか、と思っていたら、長崎〜対馬の航空路を運航しているオリエンタルエアブリッジが創立何周年かで割引運賃のキャンペーンを実施中。さらに、そういえば釜山と対馬を結ぶ航路があったなと思い出し、旅行のルートが決まった。
そして、ぽっかり平日の三連休をとらなければならなくなったので、この旅行に出ることにした。





まずは「日韓共同きっぷ」を手に入れようと長崎駅へ向かった。この切符はJR九州の旅行会社であるジョイロードが販売店だ。他の地域ならジョイロードとの接触がまず問題らしいが、ここは九州・長崎。長崎駅みどりの窓口の隣にあるカウンターに座った。
相手は研修中と名札をつけたお姉さん。研修中の身に日韓共同きっぷはつらいと思うよ?
「どちらへ?」
「韓国。日韓共同きっぷというのを作ってもらいたいんですが…」
「…少々お待ちください」
そりゃあまり販売実績がある切符ではないだろう。カウンターのお姉さんはさっそく裏に引っ込んでタリフを引っ張り出してきた。
「ご出発は?」
「7月16日。ビートルは17日」
有効期限は7日間だから、途中で泊まるのは構わないのだ。前回釜山に行ったときも、博多港からの第1便に乗るために博多で前泊した。同様に、3連休前日の仕事が終わり次第博多へ向かい、一泊するつもりだった。
まずはビートルの席を押さえようと、お姉さんは予約センターへ電話する。しかし17日の第1便は満席というので、キャンセル待ちをしてもらう。
「じゃあ、かもめの指定席とKTXの席をとりましょうね」という。かもめは16日20時半をあっさりゼロ円券発券で押さえた。
日韓共同きっぷで乗れるKTXは、ソウル行きは1日3本だと、お姉さんはタリフを見せてくれた。釜山に着いた日のうちにソウルまで行くつもりだったが、バタバタ乗り継がなくても、釜山で数時間過ごしてもいいと思ったので、3本のうちもっとも遅い15:50発にした。わかりましたと言って、こちらもあっさりマルスで発券。まさか長崎駅のジョイロードで、しかもマルスで韓国のKTXの指定席がとれるとは。その場でその切符の写真を撮りたかったけど、さすがにやめておく。

ビートルの空席が出てから発券してもらうことにし、名前と携帯電話の番号を伝えて終了。

3日後の仕事中にビートルの予約がとれたと電話がかかってきた。
「それでは発券してよろしいですか?」「お願いします」
会社帰りにまっすぐ長崎駅へ。つい先日、難しい切符の発券をお願いしてすっかり顔を覚えてしまったのだろう、すぐにカウンターへ案内されて、件の切符が出てきた。内容を確認して支払い、帰ってきた。

受け取ってからスキャンして保存。




さて、行きの切符はとれたので、帰りの切符もとらなければならない。
釜山から対馬への航路は、南の厳原と北端の比田勝に着く便がある。この日は比田勝に着く日。おそらく日本最短の国際航路だ。時刻と運航日は大型時刻表後半の国際航路のページに載っている。電話番号があったのでかけてみる。すぐにどこかへ転送されて、呑気なおじさんが電話に出た。
「あのう、釜山から対馬への船に乗りたいんですが…こちらで予約すればいいんですかね?」
『あーーー、いいですよー。いつですかね?」
「19日です」
『19日、と。釜山から片道?』
「ハイ」
『名前と、パスポート番号教えてください』
「パスポート番号ですか??ちょっと待ってください」
今まで2度渡韓したけど、予約の段階では一度もパスポート番号など聞かれたことがない。電話口で断ってもしかたないので、ちょっと待ってもらってパスポートを探してきて伝える。
『波が高かったりすると欠航することがあるんで、事前に確認してくださいね』
「えええ?確認っていつです?」
『そうですねえ、だいたい前日には決まると思うんで、前日に電話してください』
「どちらに電話すればいいんです?」
『この番号でいいですよ』
この番号は対馬だと思うのだが…釜山発の船でも、運航状況は対馬でも把握するし、日本人なら対馬で日本語対応したほうがいいと判断したのだろうか。
そんなわけで「日本最短の国際航路」の予約は完了。



対馬から長崎までの飛行機は、オリエンタルエアブリッジのフリーダイヤルに電話して、テンプレートどおりのやりとりをして、あっさり予約完了。


ソウルから釜山までは現地調達をしようと思っている。



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